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がんゲノム医療中核拠点病院が11病院指定

2018年06月08日

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がんゲノム医療中核拠点病院が11病院指定 2018年06月08日

厚生労働省の肝入りで、強力に推進されているがんゲノム医療の『がんゲノム医療中核拠点病院』11病院が発表されました。北海道では北大病院が指定されました。

がんは遺伝子の変異による病気です。今までの抗がん剤治療は、がんの患部別に行われておりましたが、遺伝子の変異別に抗がん剤を選択することにより治療精度が格段に向上するため、がん治療の革命とも言う人もいます。

今春から、自由診療である『がんゲノム検査』の一部が、大学病院などで先進医療となります。また、今年度中には、保険診療でがんゲノム検査が受けられるようになる予定です。
今問題になっている高額ながんゲノム検査費用は、前述の通り先進医療から保険収載の方向ですが、もっと大きな問題は、その検査から一定割合で見つかる健康保険適用外の高額薬剤費をどう負担するかです。
現状では、治験があればそれに参加できますが、一般的には経済的に治療をあきらめざるをえません。

もともと日本の健康保険は、非常に手厚い補償制度であり、その高額療養費制度により患者の負担月額には一定の限度があります。
従来型の医療保険、がん保険は、この健康保険医療が前提のため、自由診療によるがんゲノム医療に充分に対応出来ていません。

がんゲノム検査が普及すれば、この問題は大きくクローズアップされて来ると思われます。
しかし、そのことは現状ではあまり議論されていませんし、それに備える実損填補型のがん保険の存在もあまりクローズアップされていないのではないでしょうか。

※がんゲノム中核拠点病院は、以下の病院です。(厚生労働省HPのURL)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000194191.pdf

更新日:2018.06.08